鹿児島中央駅東側周辺における歩行者の利便性、回遊性の向上及び鹿児島の玄関にふさわしい都市景観の形成や、賑わいとゆとりある都市空間の創出等を目的に、商業・サービス施設、住宅等を建設整備する市街地再開発事業です。
今回私たちは、県道と路面電車線路の上空を横断するペデストリアンデッキの施工を担当しました。
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- 工事名
- 中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業東側ペデストリアンデッキ新設工事
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- 施工場所
- 鹿児島県鹿児島市中央町19-40地先
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- 発注者
- 中央町19・20番街区市街地再開発組合
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- 工事期間
- 2020年4月1日 〜 2022年9月30日
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- 工事内容
- 夜間22:00~6:00 現道を車線規制しての施工
デッキ架設1式
橋長 L=32.9m 幅員W=4.5m 重量 30t
エレベーター基礎1式、エスカレーター基礎1式
階段1基 延長 L=15.8m 幅員W=2.0m 高さH=6.5m

苦労した点
・デッキ本体は、深夜県道を大規模交通規制しながら、地組ヤードから駅前までの鹿児島市街地を1kmドーリー車で運搬しました。
・架設は、様々な条件を総合的に検討した結果、当初計画のジャッキアップ工法からクレーン吊り上げ工法に変更。多くの市民と報道機関が見守る中、市電の一部を運休、駅前交差点を通行止めにする為、関係各機関との調整に時間をかけました。
取り組んだ点・分刻みのスケジュールでの施工であるため、全施工業者と施工方法、工事車両の進入方法、時間、配置、進捗確認の方法等を入念にシミュレーションを行い、スケジュールの進捗管理を徹底しました。
・地元住民、商店、商業施設には何度も足を運び、ご理解ご協力をお願いしました。
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鹿児島ニュースKTS 2022年9月12日放送










