責任と信頼のなかに喜びを見つけて…

監理技術者
佐藤 康雄
2002年入社
工学部 土木工学科
監理技術者の業務とやりがい
現在は、国土交通省発注の交通安全施設整備工事の監理技術者として従事。愛知県豊田市・瀬戸市内の直轄国道において、交差点改良・防護柵の取替・区画線・標識等の設置工事を行なっています。
管轄範囲約90km・36個所で昼夜各所にわたる施工は大変ですし、発注者との協議、協力会社との打合せや他業者との調整、近隣への対応と監理技術者の業務は多岐にわたりますが、完了した後に、近隣の皆さまから「きれいになったね」と言われた時は、やってよかったなと苦労も吹き飛び嬉しくなります(笑)。
竹中道路に入社した理由、決め手
大学時代に道路に携わる仕事をと思い、道路会社を志望…就職担当の教授に相談に行ったところ、竹中道路を勧められました。会社説明会に参加していないと、試験を受けられないと思っていたですが、「近くの支店で説明を受ける気があるなら…」と言っていただき、人に優しい会社と感じられた事が入社の大きな理由です。
仕事の成果・ 失敗談など
着手時期が遅れていたバスターミナルの新設工事…工程を検討したところ、工期に間に合わないことがわかった。そこで、発注者とコンクリート舗装の目地割り、打設順序、配合の変更を協議し、約2週間程工期を短縮をして施工。検査前日に区画線工事を終え、発注担当者と2人で胸をなでおろしました。
失敗談は、マンションの外構工事で現場打ちコンクリート塀を施工した際、終了直前の境界確認で一部が道路に越境…時間の無い現場であっても「確認の重要性」を再認識させられた現場でした。
今の目標・将来の夢
今の目標は、施工中の工事をしっかり完了させること。施工個所が広範囲に多数あるので、見落としの無いように注意しています。
今後は、元請け下請け・工種にこだわらず様々な工事に携わり、人々の暮らしに役立つ仕事をしていきたいと思います。
若い職員や新入社員へ向けて…
忙しく大変かとは思いますが、現場(施工個所)だけに目を向けず、全体(施工個所以外の箇所)を見る癖をつけるといいと思います。また、分らないことは聞くだけでなく、一度、自分で本などで調べましょう。そうすることで、さらに自分の身に着くと思いますよ。